インプラントの
メインテナンス
インプラントの
メインテナンスの重要性
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インプラントはきちんと埋め込むだけで一生涯使えるものではありません。
きちんと埋め込むのと同じぐらい、インプラント治療終了後のメインテナンスが大切になってきます。インプラントは天然の⻭と違い、むし⻭にはなりません。
しかし、インプラントに付着した汚れや口腔内の環境の悪化によって、⻭周病のように粘膜が腫れ、細菌が入り込んでしまう「インプラント周囲炎」という病気になることがあります。
この「インプラント周囲炎」はインプラントを支える骨にまで炎症が達した状態で、非常に危険です。
まず、放っておいても自然に治ることはありません。早めの処置が大切となりますが、インプラントを摘出しなければならない場合もあります。
また、⻭周病の原因となる細菌が増殖することになるので、他の⻭にも影響を与えます。さらには、その細菌が⻭茎の血管を通じて、全身に影響を与えることもあると言われています。この「インプラント周囲炎」を防ぐには、適切なメインテナンスしかありません。
自宅での正しいセルフケア、定期的なプロケア、検診・クリーニングを実践して、いつまでも快適にインプラントを使っていきましょう。 -
インプラント周囲炎の予防について
セルフケアはインプラント周囲炎に関わらず、口腔内を清潔に保つためにとても重要です。
毎日正しいブラッシングを行いつつ、⻭科医院で定期メインテナンスを受けることで、更にリスクを下げることができます。 -
⻭科医院でのメインテナンス
インプラントは⻭周病と同じく細菌によって引き起こされる病気です。その元を断つためにも定期メインテナンスに通う必要があります。
また、セルフケアのチェックを行い、正しいブラッシング方法を習得することで、そのリスクを下げることができます。 -
生活習慣の見直し
糖の多い食生活・喫煙・睡眠不足などの悪習慣は改善しましょう。
インプラント周囲炎を引き起こす原因になるだけでなく、⻭周病やむし⻭のリスクも高まります。良い生活習慣は、病気のリスクを下げるために大切なポイントになります。