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2007年05月14日

私と歯並び

奈良県 審美歯科 歯科博士のコラム

【80年代のアイドル】
僕が中学生の頃のアイドルと言えば、松田聖子、河合奈保子、中森明菜…など、当時は八重歯がトレードマークで、『かわいい子=八重歯』というのが定番であったような気がします。

なぜ八重歯の子が可愛いく見えたのがわかりますか?

答えは、全部の歯がきれいに並びきらない、現在にも通じるいわゆる『小顔美人』だったからです。しかし21世紀のアイドルと言えば、八重歯の女性がほとんどいないことに気づきませんか?


【芸能人は歯が命】
ひと昔前に世間で誰もが知るところとなった、歯科業界を震撼させたキャッチコピーです。

80年代のアイドルが歯を削ってきれいな歯並びを獲得した時代は去り、子タレ時代からアイドルを目指し、歯科矯正をして、究極の健康美とともにデビューするアイドルも珍しくなくなりました。それは親世代が、いかに健康美が人の心をとらえるかを熟知されているという結果だと私は思います。


【親しらずが歯並びをつぶす!】
ある日、CanCamの読者モデルでもできそうな20代の女性が来院されました。主訴は親しらずの痛みでした。抜歯に関しては、すんなり終了し、他に何か気になるところはないかと尋ねたところ、「何もありません。」とのことでした。普通ならそれで終わるところなんですが、僕には、どうしても我慢できないところがあったのです。それは彼女の歯並びでした。彼女のきれいな顔が、この歯並びでずいぶんと損をしている!と思うと、言わずにはいられなくなりました。

・ ・・意を決して彼女に聞いてみたのです。

「少し歯並びが悪いのを気にされている・・・ってことはないですか?」

彼女の顔はみるみるくもり、怒りに満ちた顔にさえなりました。まずいことを言ってしまったかな、とも思ったのですが、自分を信じて、「よければお口全体の模型をとってご自分の歯並びの悪さを実感してもらいたい」ことをお伝えところ、しぶしぶ納得されました。


【すっきり小顔美人・完成!】
矯正を始めて早や8ヶ月。ほとんどの歯がきれいに並び、保定装置という歯を固定する装置を入れる段階になった診療日のある日。

「最近、まわりのみんなに“イメージが変わって可愛くなった”とか“すっきりした顔になって綺麗になったね!”って言われてすごく嬉しいんです!」と彼女からの報告。「治療途中は、よく噛めない時期とか、頬に口内炎ができて痛かったときもあって心配になったこともあったけれど、先生を信じて頑張って本当に良かったです。」と言われました。

たった1年ほどで、皆がうらやむ、すっきりとした小顔美人になれたわけです。


【美への欲望スパイラル?!】
今の彼女は次の野望に燃えているそうです。

「歯並びが綺麗なのに、歯の色がちょっと黄色いかも。」

女性の美への欲望にとどまるところはありません。その欲望を満たそうという自分に対して前向きな意欲そのものが、内面からの美意識UPへとつながり、女性をどんどんキレイにしていくのかもしれませんね。


次回は誰もがきっと関心のある「お口のニオイ」についてお話します。

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